人は自分、もしくは相手が共有してくれた話と同レベルの情報を話そうと心理が働きます。また自分の情報を相手に伝えることにより親密度や好感度が上がりやすくなります。これを自己開示の返報性といいます。恋愛でより深い関係性へ踏み込みたいときに活用ができます。
自己開示の返報性の使い方
会話で「休日は何をしてるの?何時に起きて何時に朝ごはんを食べるの?」と質問攻めをしてしまう方もいますが、それより「僕は休日はいつも2度寝してから12時回って朝と昼を兼ね備えた食事をとってるよ。君は休日は寝るの?」と自己開示をおこなってから質問をすることで相手の人は質問にも答えやすくなります。
なので、「自己開示」+「質問」で親密な関係性を作りましょう。
恋愛で気になる人、好きな人と親密度を上げるためには自己開示を徐々に深く話していくとが重要になります。「今日は暑いですね。あなたは暑くないですか?」のような当たり障りのない話題だけを話していては親密度は上がりません。
親密になるための自己開示方法として
- 当たり障りのない普通の話題
- 仕事やプライベートを入れていく
- 恋愛、家族などの話をしていく
- マイナス面を含めた自己開示をする
の様に、少しずつ深い話題を開示していくことだけでも相手との親密度は上がっていきます。また、プラス面だけでなくマイナス面の自己開示をすることで相手の人は、親密感を得やすく、信頼しやすい性質があるので適度にマイナスを含めるのも効果的です。
コミュニケーションを取るのが苦手な人は自己開示が苦手だったり、相手の自己開示に対して返すことができない人が多いですね。
相手が自分に対して特別な存在になりたいのであれば、まずは自分から情報をさらけ出して知ってもらうことが親密な関係性を築くには大切ですね。
自己開示の注意点
自己開示はコミュニケーションに大切ですが、自己開示の返報性からいきなり相手が返報できないレベルの情報を伝えてしまうと相手は返してくれなくなるので、こちらも相手との関係性から開示する情報を深くしていきましょう。
例えば「私、親が2回離婚して今の親父にDVされてんだよね」と言っても関係性がまだ深くない状態なら「あ、あ・・。そうなんだ。大変だね。」と重たさに返すことができなくなってしまいます。
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