男女ともに、好みの性格を聞くと「優しい人」がトップに挙げられます。
優しい人は、悪そうな人(遊んでそうな人)と比べ、長期的で真剣な交際をしたい人に強く好まれます。なので、基本的に素敵な恋愛がしやすい傾向にありますので、優しい人を目指すことが恋愛において大切です。
しかし、優しくてモテる人がいれば、優しいのに異性に舐められてモテない人と大きく別れます。この2つには決定的な違いがあるので、モテない優しさとモテる優しさについてお話しします。
自己犠牲をする優しさではモテない
誰かに優しくしたり親切にできることは素敵なことに間違いありません。しかし、自己犠牲をしてしまう様な優しさは、異性の相手の人にとって「この人には何を言っても大丈夫だ!」と無意識的に格下として位置付けられるのです。
優しすぎる人は「なんでも受け入れる」「自己主張がない」のように都合のいい人状態になりがちなので、例えば「相手の言われるがままにプレゼントをする」「自分だけ待ち合わせ場所が遠い」「集合時間に待たされる」等を受け入れていたらいけないのです。
自分だけ損をするような優しさは舐められるだけなので、自分にとって損しかない事は「断る」事がとても大切なんです。打たれっぱなしのサンドバックではいけないのです。自分の意見を話して「断る」勇気も必要なんですね。
ただ、時には自分が損する事でも「受け入れ」があることで、その行為で優しさが際立つので、必要に応じた優しさ提供ができる人はモテます。
ただ優しすぎる人はモテない
優しい人は、人との付き合いも上手で人間関係を良好にしてくれます。しかし、優しすぎるとモテないこともわかっています。
サウスカロライナ大学の研究で、191人の男性を集めて性格テストと恋愛歴を調査したところ、優しい人は「共感能力」が高く「共感能力」が高い人は恋愛においてモテなかったのです。
「共感能力」が高い人は、人の気持ちに寄り添って感情に共感することが上手なので、初対面において「優しい良い人」の印象を受けるのですが、関係性を深めれば深めるほど「つまらない人」と印象が変わってしまうのです。
また、共感能力が低い男性は共感能力が高い男性に比べて15%も勘違いを起こしやすいため、「あの女は俺に気がある」と思い上がり、アプローチも積極的にできるため恋人ができる確率も上がります。
このことからも、ただ優しすぎるのではなく、結婚生活も成功する傾向がある「良心的」を目指すことが重要になります。
心理学で指す「良心的」とは「協調性、まじめ、外向的、新しい経験に対して積極的」を言い、「外向的(女性への積極性)と新しい経験に対して積極的(日常の刺激)」を補うことで良心的となり優しくてモテる人になります。
優しくてモテない人は「協調性、まじめ」の2つだけになってしまうのです。女性が男性を断るときによく「いい人すぎて・・・」という言葉を口にしますが、この先には「つまらない」が待ち構えているので、モテる優しさを理解した行動をしてきましょう。
Physical attractiveness and the “nice guy paradox”: Do nice guys really finish last?.” Sex Roles 49.9-10 (2003): 413-426.
This is the Personality Trait That Most Often Predicts Success
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