キスの理想的な秒数・頻度・タイミング【脳科学】

キスはしてますか?「キスって何秒くらいすれば良いのかな?」とキスをどのくらい続ければ良いのかが疑問に思う方はいますが、キスの長さによって脳科学的に二人の反応は変化が違ってきます。

 

今回、1回のキスで何秒間し続ければ良いのか、1日でどのくらいすることが理想的なのかについてお話ししてきます。

 

理想的なキスの秒数・時間3選

「世界最長のキス時間は58時間」とレコードが建てられていいますが、キスは長すぎればカップルにとって全て素敵なものになるとは限りません。

 

日本の平均のキスの長さは統計的に「1秒〜3秒」程になります。ラブテクチャンネル(1万2000票)の調査でも「1秒〜3秒」が40%と一番多い結果となりました。

 

「6秒間」のキス

40年間カップルに関する研究をしてきたジョン・ゴットマン博士は、キスの最適な時間を「6秒間」と定めました。カップルの関係性の幸福度が最も高く維持できる時間として発見しました。

この6秒間のキスは「カップル間をロマンチックな気分」にするのに最適な長さであり、二人が再開した時(出会い)、さよならをする時と(別れ)のキスとしても6秒間のキスが効果的です。

 

「12秒間」のキス

ヴァージンアトランティック航空で行ったFacebookのライブ実験で、男女がキスをしているシーンでキスを終えるのに理想的な瞬間を視聴者達が判断して測ったところ「12秒」であることがわかりました。

 

ただ、キスに関して実際に体感的にしているわけではなくビデオ越しであることと科学的な研究とは言えませんが、多くの人数が参加をして客観的に「12秒のキス」が理想的な秒数となりました。

 

「10秒間」のキス

シカゴ大学の心理療法士のヴァージニア・サティアは、ハグ・抱擁はとても大切であることを立証しており、キス同様で素敵な効果をもたらします。404人を対象とした研究で、抱擁することで、体のストレスが減少して幸福度が高くなり人生においてポジティブな変化をもたらすことを明らかにしました。

 

「10秒間」抱擁することで、体にポジティブな効果をもたらす研究データがあることからも、同様の効果をもたらしてくれる「キス」も10秒間することで体の免疫も高めてくれる可能性がありますね。

 

理想的な1日のキス頻度

毎日キスしてますか?キスには感動や甘酸っぱいエピソードが詰まった心に残る出来事として思い出となりやすいです。そんなキスですが、恋人と長く交際していくとキスの回数が減ってしまう方もいます。

 

ブリガムヤング大学含む研究で、2年以上の関係にある878人を対象にカップルのキスと関係性の調査し、キスの頻度が高く質がいい場合には、関係性を良いものにしてくれることがわかりました。

 

なので、基本的に互いにキスを求めているのならいくらでもしても良いのですが、専門家の一つの目安としてキスの頻度では、1日3回できることが理想的で、1回は情熱的なキスが含まれていると理想だとされています。

 

理想的なキスのタイミング3選

親密になりたい時

キスでは、幸せホルモンである「セロトニン」「オキシトシン」「エンドルフィン」「ドーパミン」などが分泌されので、キスすることで親密度が高くなり愛情や幸福感を感じることができます。

 

仲直りしたい時

キスは、幸せホルモン分泌により血圧を下げたりストレスレベルを低下する効果があるので、幸せな時よりも、喧嘩していたりストレスを感じている時こそキスの効果はもたらされます。

 

性行為の満足度を上げたい時

キスによってカップルの関係性の満足度を上げる効果だけでなく、キスは男女の性行為の満足度を直接的に上げる効果ももたらします。なので、素敵な性行為をするためには、キスがとても重要な要素になります。

 

参考論文

Busby, D. M., Hanna-Walker V., & Leavitt, C. (2021). Is kissing a bellwether of sexual and relationship satisfaction and dissatisfaction. Journal of Sex & Marital Therapy,

https://doi.org/10.1080/0092623X.2021.1977747

https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797614559284

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