多くの男性が「良かれ」とおもってやってしまい、逆に女性から毛嫌いされてしまうNGな会話について紹介していきます。
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アドバイス
女性から愚痴や相談を聞かされた時に、男性はその悩みを解決する為の方法を懸命に考えて、ベストなアドバイスを考え答えます。また、正論を話す事で考えを改めさせようとします。
確かに、アドバイスをする事自体間違いではありませんが、女性の傾向として悩みを解決して欲しいのではなく、悩みを口に出す事で溜まっていたうっぷんを解消したいんですね。なので、正論や答えが欲しいのではなく共感をして欲しいのです。
なので、「仕事残業が多くて、定時になっても帰れないし、持ち帰る仕事も多いし、プライベートの時間が全然取れないんだよね〜。」などの愚痴をこぼしたとしても「時間の使い方が大事だよ。」「自己責任の部分もあるよね。」など、すぐに解決策や正論で答えてしまうと女性からすると「自分を批判された」と感じる人もいます。
また、話の途中で遮るように答えを出すのは特にNGです。例えば「仕事残業が多くて、定時になっても帰れないし、・・・」「そんなんなら辞めればいいじゃん!」と会話をしてしまえば、「嫌な奴認定」されて、あなたに対して二度と弱音を喋ってくれることはなくなります。
このような愚痴や相談では、第一に「共感」です。共感をして相手に気持ちよく喋らせてあげる事で、ストレス解消され元気になり、解消してくれた相手に対して好感度が上がる「カタルシス効果」が発揮されます。
なので、言っていることにあまり納得ができなくても「そっか〜。辛いね。」「そうなんだ。キツイよね。」の様に、相手の感情を代弁して共感をするのです。心が落ち込んでいる時に認めて欲しい欲求は高くなるので、共感をよりして欲しい心理状態となるのです。
本当に解決をするためのアドバイスをしたいとしても、相手の中では答えが決まっている場合も多いので、自分自身で答えが出せる様に「そっか〜。辛いね。この先〇〇ちゃんはどうしたいの?」と「共感」+「誘導質問」で話を誘導してあげましょう。
それでも答えは出る事はなく、伝えたいアドバイスがある様なら「共感」+「誘導質問」+「解決策の提案」をする事が有効ですね。
自慢話
女性の前で自分のことをアピールしたいと思い、話題を探す中で「自慢」をしてしまい相手からの好感度をどんどん下げてしまう方もいます。
自慢をする事で女性によっては「凄いですね!」と持ち上げてくれる反応をしてくれるため、調子に乗ってドンドン自慢話に進んでしまうのです。
厄介なのが、男性は堂々とした自慢よりも「謙遜しながらの自慢(ユトレヒト大学)」「さりげない自慢(ハーバード大学)」をしてしまいがちですが、これらの自慢の方が「堂々とした自慢」より相手に不快感を与えてしまう研究結果となっているのです。
例えば、「俺頭が良いから営業しても何しても優秀なんだよね!」と堂々とした自慢をするよりも、「周りの人がたまたまやらなかったから自分が上手くいったんだよね」「誰でも出来ることだからたまたまかな・・。」と謙遜しながらの自慢だったり「お金は貰えるかもしれないけど責任感ある仕事は大変なだけだよ。」「広い家だと掃除が大変なんだよね。家賃も高いし。」とさりげない自慢をした方が、信頼出来ない人と判断されてしまい、好感度をより落としてしまうのです。
そして、この中で最も最悪な自慢が「他人と比較して自慢する」ことです。「〇〇は全然ダメ。俺の方が最も凄いよ!」と他人を貶め、自分を持ち上げる様に自慢をしては、誰からも嫌われてしまいますね。
自己アピール、話題探しの中で自慢をしたいのなら「遠回りの自慢」をするよりは「堂々とした自慢」をした方がいいんですね。ただ、自慢ばかりしていては「自分の価値を下げてしまう」ので、自慢をするなら「相手から聞かれた時」「周りが切り出してくれた時」の2つの場合なら、好印象にアピールができます。
特に、「この人優秀なんですよね〜!」と誰かが褒めてくれた時には、違和感なく上手に自慢をして好印象となるので、自分を持ち上げてくれる人を周りに置いておくか、周りに頼んでアピールをしてもらう事が効果的です。
誰かの悪口
人は悪口や噂話が好きな性質があり、ついついしたくなってしまう傾向があります。しかし、誰かを悪く言っているつもりでも、あなた自身の評価を下げてしまうのです。あなたが他人の悪口ばかり言っていたら、他の人にとっては「自分がいないところで悪口を言っているかもしれない」と信頼できない人とされてしまいます。
また、「悪口」を話している人に対してネガティブな印象が自然とついてしまうので好感度が下がってしまいます。オハイオ州立大学で行われた研究で、「第三者のネガティブな噂を流す人は嫌われる」ことも明らかにされています。
「〇〇は、貧乏で借金ばかりしてるんだって」「〇〇は、ズルい事ばっかりしてるらしーよ」の様に、噂話しが好きな人もいますが、周りに広める様に話すことはマイナスを生みます。
また「〇〇君、頭いいよね〜」「〇〇君、頑張ってるよね」と気になる女性が他の男性を褒めていたとしたら「そうか?〇〇は、嫌味な性格って思うけどね」「〇〇は女癖悪いけどね」の様に、気になる女性からの評価を下げたくて悪口を言いたくなっても言っては貴方の評価も下げてしまうのです。
そうではなく、「〇〇努力家だもんな!俺も頑張っていきたいな!」の様に前向きに褒めた方が貴方の評価も上がるのです。これはオハイオ州立大学で「第三者をポジティブに褒める」ことで親密度が上がるので、悪口はやめて褒める事を意識しましょう。
「ポジティブ」な言葉を話している人には、明るく自然といい印象が上着き、周りの人も寄ってくるので、悪口をやめて褒める様にしましょう!
イラっとするいじり
いじりをする事で、笑顔が生まれて女性は男性に対して親近感を覚えてるのでモテることができます。なので、「上手ないじり」は、コミュニケーションとして心の距離を縮めることができる最高のツールなんです。
しかし、「下手ないじり」をしてしまうと相手の人はイラッとしてしまい最悪な印象となり距離を開けられてしまうのです。いじりでは相手の女性が「いじる男性に対して女性がプラスの感情を持っている」かどうかが重要なんです。
いくつかイラっとさせるイジリを例えると
初対面
女「初めまして!」
男「あれ?会ったことあるかも・・。な〜んて、初めまして!」
女「(イラッ!)」
初対面で好感度も無い状態でいきなりイジリをしてしまえば最悪な印象となります。
貶す
女「最近疲れやすいんだよね。20代の頃とは違うな〜」
男「もうおばさんだね。お腹のお肉もついてきたんじゃない?」
女「(イラッ!)」
イジリのつもりでも、ただの悪口になってしまっているので、相手にとっては不愉快以外何者でもありません」
イラっとしないイジリをするなら、ある程度あなたに対して良い印象を持っている状態で、ポジティブとなる言葉である必要があります。
女「来週ネイルサロン行くんだ」
男「そうなんだ!爪おしゃれで綺麗に手入れしてるよね!(共感・褒め)」
女「うん。好きなんだ!」
男「すごく良いね〜!長くて鋭いからいざとなったら武器としても使えそう!(イジリ)」
女「そんな使い方しないよ〜!」
この様に、相手の話に共感したり、褒めた後に「いじる」事でイラっとさせる事なく、笑いを生んで会話がしやすくなります。
客観的に説明すると当たり前に思っている方もいますが、いざイジろうとしてしまうと、これらイラっとさせるイジリをしてしまっている方もいるので注意ですね。
不快な褒め
恋愛において褒める行為は、親密度を上げて好感度を上げるコミュニケーションの一つになります。相手にとって不快な褒め方を続けてしまえば、好感度はどんどん下がってしまうのです。
過剰に褒める
「世界一」「とても凄い」と褒め言葉を並べて、過剰に褒め過ぎていたら、お世辞を言われている様に感じますし「この人は何か目的があるのか?」と思い、信頼性を失い心を閉ざしてしまいます。感情があまりこもっていない様な褒め方も同様なので、相手の女性のみに当てはまりやすい良い部分を探して的確に本心から褒めることが大切ですね。
外見ばかり褒める
「可愛い」「スタイルが良い」「素敵なバック」など外見ばかり褒めてしまうと、表面的なものにしか目がいかない人だと判断されますし、親密度が低い内に外見ばかり褒めてしまうのは避けたほうがいいです。親密度が高くない内は外見よりも内面を褒めた方が好印象になるため外見を褒めるのも良いのですが、中身に焦点を当てましょう。
比較して褒める
「〇〇さんよりも数倍かわいい」「〇〇はダメダメだけど君は出来てるな!」の様に何かと比較して褒めることは、褒められても不愉快に感じる人もいるため避けた方がいいです。特に比較して片方を下げた褒め方は、素直にお礼も言えなくなりますので、その人自身を褒めた言い方であることが大切です。
へり下って褒める
「モテそうですね」「憧れます〜」「さすがですね」と相手の事を必要以上に褒めたり、「自分なんて・・」と自分を下げてへり下る様な褒め方をしてしまっていると相手の女性からは「あなたは私より下の人」と印象を与えてしまい、あなたに対して魅力を感じなくなってしまいます。自分を下げてしまうのは自分の価値を下げてしまう行為なのでへり下る褒め方はやめた方がいいですね。
*Sezer, Ovul, Francesca Gino, and Michael I. Norton. “Humblebragging: A distinct—and ineffective—self-presentation strategy.” Journal of personality and social psychology 114.1 (2018): 52.
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