別れてしまったけど、忘れる事ができない人は多くいます。では、一度破局しても復縁をすることはできるのでしょうか?また、復縁する事で明るい未来はあるのでしょうか?復縁についての真実と将来についてお話しします。
復縁できる確率
カンザス州立大学の調査によると同棲カップルの3人に1人は復縁経験があり、結婚したカップルでも離婚後、5人に1人は復縁をしている事がわかりました。
ラブテクチャンネルの調査(18960票)でも近しいデータで、復縁率は「32%」(復縁しない:68%)であり、1度復縁した人は繰り返し別れて復縁する(2回目)確率が「47%」でした。
つまり、3人に1人は復縁をして、一度復縁をしたカップルは、再び別れても半分はまた復縁をする事がわかりました。しかも、復縁は回数を重ねるほど繰り返し復縁をする確率が上がっているのです。(2回目から3回目の繰り返し復縁率:50%)
復縁は、「別れ方」にもよりますが、別れたカップルが再び会う確率は高く、再度付き合う確率も高い事がわかります。しかも、一度復縁をしてしまえば、何度も復縁を繰り返してしまうのです。
復縁後の未来
復縁をする事で、恋人の関係性は良くなるのでしょうか?
ユタ大学とトロント大学の共同研究で、恋人と別れる理由として「価値観の違い」「信頼関係の欠如」「相性が悪い」「不誠実さ」などハッキリと別れたい理由が挙げられているのですが、49%の人は別れを切り出すことに複雑な心境がある事がわかりました。
そのため、別れたとしても半分の割合で未練があったり、その他複雑な感情があるので、復縁がしやすい心理状況ではあるのです。
しかし、「不安感」や「寂しさ」から復縁をしたとしてもどちらかが大きく変わらない限り、同じ理由で関係性は悪くなり、ネガティブな理由から付き合っては別れるを繰り返してしまう可能性が高くなってしまうのです。
実際に、ラブテクチャンネルで復縁して上手くいったか調査したデータ(18960票)では、4人のうち3人は復縁で上手くいかない事がわかりました。ですが、4人のうち1人は、復縁後に良い関係性を築く事ができるのです。
復縁後に上手くいく方法3選
復縁してから良い関係性を築くことは難しいです。復縁では互いによく知ったなかであるはずですが、復縁して成功するパターンは4組に1組とかなり限られてしまうのです。では、どうやって復縁後に上手くいく事ができるのかお話しします。
ネブラスカ大学リンカーン校の研究で、復縁が成功する為の行動を調査して分かったことが、「別れている最中に恋人との関係性を修復する為の3つの行動」を取っている事がわかりました。
最後の喧嘩を和解する
1つ目が「最後の喧嘩を和解する」です。別れる理由は積りに積もった事が原因なので、破局のキッカケとなる最後の喧嘩は些細な物かもしれません。その為、最後の喧嘩を和解したところで無駄に感じてしまうかもしれませんが、一番印象が残る最後部分を和解する事で互いにシコリ部分を無くして壁を無くすことができます。
この1つ目は、何よりも行動しなければいけない優先事項であり、別れの喧嘩について優先的に和解をしましょう。相手が動いてくれることを期待するのではなく、自ら謝罪をして、関係の修復に努めましょう。
新たな関係性になる
2つ目が「新たな関係性になる」です。互いに別れた後には、連絡をする機会も減り、理由がなければ会うこともなくなります。しかし、一度別れた後にも復縁をして上手くいっているカップルは恋人関係としてではなく「新たな関係性」を作り良い関係性を築いていたのです。
例えば、悩みを抱えていた時には話を聞いてあげる「相談役」になったり、困っている事を助けてあげる「サポート役」になったり、恋人としてではなく「友達」として遊んだりと、互いに気軽に連絡し合えるように縁を切らないように努力をしているのです。
縁をなくさないで「新たな関係性」を築く事が出来れば、恋人関係では気がつかなかった側面が見えて、恋人関係になった時にトラブルがあっても互いに違った解決策を探し会う事ができます。
本音を伝える
3つ目が「本音を伝える」です。カップル同士、本音を伝える事で関係性が悪くなるかもしれない事から、本音で伝えることを遠慮してしまいがちになってしまいます。しかし、復縁後に上手くいくためには、復縁前に本音で伝え合う必要があるのです。
これは恋人関係になる前に、消化しておくべきなのです。例えば、「性格」「価値観」「仕事」「2人の関係性」など含め、言いたかったけど避けてきた話題をしっかりと本音で話し合うんですね。
また、過去に言われて傷ついた言葉や行動など、自分自身が消化しきれていない出来事についてなど、伝える事ができていなかった本音も伝え合うのです。付き合っていて言えなかったことを復縁する前に伝え合うことで、付き合ってからの関係性をより良好にする事ができるようになります。
Trajectories, turning points, and adjustment in the development of post-dissolutional relationships”, Journal of Social and Personal Relationships
コメントを残す