恋人・カップルが93%の確率で別れる前兆の行動4選

 

最初はラブラブだったのに「あれ?最近マンネリなのか仲が悪い気がする」て方は、もしかしたらほとんどの確率で別れてしまう前兆となる行動をとってしまっているかもしれません。

 

夫婦の安定と離婚の予測について40年間研究している「ジョン・ゴットマン博士」は、93%の精度で離婚を予測することができる「黙示録の四騎士」と呼ばれる「別れる・破局する人」が共通してみられる4つの前兆を明らかにしました。

 

今回、そんな4つの共通点となる行動と長続きするための4つの解決策を研究データを用いてお話しします。

 

黙示録の四騎士

批判

パートナー同士、問題となることは話し合うことが大切になりますが、苦情を伝えたり話し合うのとは違い片方、もしくは互いに批判をしてしまっている場合には、相手を傷つけ改善に何も繋がらない行為になります。批判では性格、信念、外見を攻撃する行為になります。

 

苦情と批判の違いの例えは、

苦情「帰宅が遅くなるなら電話してよ!連絡したけど繋がらなくて私は心配したよ。遅くなることがあるなら次からは連絡は入れてよね。」

批判「帰宅が遅くなるなら電話してよ!あなたはいつも自分勝手で他の人を考えないから嫌なんだよね。私のことも一切考えてないでしょ。」

のようで、苦情とは違い批判では想いを伝えることはできず相手にただ文句をぶつけるだけなので二人の間において得られるものはありません。

 

軽蔑

軽蔑では、「嘲笑(チョウショウ)したり」「呆れた目で見たり」「皮肉を言ったり」「酷い言葉を言ったり」とパートナーとのやり取りで馬鹿にし見下した行動をとったとしたら互いに否定的な態度になり自尊心を傷つけ破局への道を進みます。

 

「軽蔑」は結婚後6年以内に離婚する最大の前兆となり、互いに軽蔑した態度をとっているカップルは「病気」と「健康状態」の悪化の可能性が高まることを研究で明らかにしてます。

 

防御力

防御力では、パートナーとなにかを話し合う時に、自分には一切非がないかのように防御体制をとってしまう状態です。この防御には、相手に一方的に責任を押し付けるような態度をとってしまうのも含まれます。

 

例えば、「今日当番だったよね!洗い物してくれた?」「いやいや。今日一日忙しかったの知ってるよね。むしろなんで君がしてないの?」

 

のようです。本来なら謝るべき事項でもこのような責任転嫁をしてしまうと互いに不満とストレスが強く生まれてしまい悪い関係性となります。

 

ストーンウォール

ストーンウォールは、話し合うことを自体を避けてパートナーとコミュニケーションを取らなくなる状態です。

 

なるべく会話をしないように「忙しいふり」「無視をする」「連絡をしない」「同じ空間になるべくいない」などパートナーとの関係性を良くする努力の意志もなく、関係性はどんどん悪くなっていきます。

 

これら4つの状態の前兆が見られたらそれは、組み合わさることでほとんどの場合、破局へ向かいます。ですが、4つ全てに改善策(解毒剤)があるのでどのようにするのかそれぞれお話しします。

 

黙示録の四騎士の改善方法

批判の改善

批判では相手を攻撃して傷つける行為となってしまいますので、「お前が」「あなたが」の伝え方をするのではなく「私」の言葉、もしくは「私たち」を伝って前向きな表現で話すように意識すると伝わり方が全く違ったものになります。

 

批判「あなたはいつも自分勝手!どうしてそんな性格なの?」

批判の改善策「そうだと私は悲しいな。私たちが仲良くいられる方法を一緒に考えない?」

 

軽蔑の改善

軽蔑の態度は、相手を見下してしまっているからこそ起きてしまう行動です。この態度を改善するにはパートナーの関係に感謝と尊敬を抱くことです。急に尊敬しろと言われても難しいですが、小さなことから感謝や愛情を示していくことで相手もポジティブに感じて、関係性を徐々に修復することができます。

軽蔑:「洗い物するのまた忘れたの?はぁ。呆れた。」

軽蔑の改善:「いつも遅くまでお疲れ様。早く仕事が終わる時は洗い物してくれたら凄く助かるよ!」

のように相手に対して尊敬、感謝の念をしっかりと伝えることが大切ですね。

 

防御の改善

防御で責任転嫁をするのではなく、しっかりと自分の非を認めることが大切です。防御をしても問題解決に一切ならないので、自分が悪い場所があれば一部はしっかりと認めて謝罪をすることで相手も問題に向き合ってくれやすくなります。「それは君のせいじゃない?」ではなく「そこは私が悪いよね。ごめんね。」のようですね。

 

ストーンウォールの改善

話し合いができなければ改善することはできません。なので、無視したり話し合いをシャットアウトするのは避けましょう。しかし、カップル間で怒りから心拍数が増加し頭に血が上った状態では、まともに話し合うことが難しい場合もあります。その場合には、話し合いを一時中断しましょう。

 

ジョン・ゴットマン博士の研究で、15分間の議論をしてヒートアップしている最中に割り込み、30分だけ雑誌を読んでもらってから再び議論した研究では、最初の議論で心拍数が上がっていたのが30分の空白期間の後には、心拍数が低下してポジテイブで生産性がある話し合いがでることが分かったので、まともに話し合えない場合には最低「20分」空白期間を空けることで改善しやすいです。

コミュニケーションを取らないことは破局への道を辿りますので、工夫しながら話し合いを行いましょう。

 

まとめ

ここでお話しした4つの前兆に気を付けて、もしこの4つの行動を行なってしまったとしても気がついて改善することができれば、安定していつまでも幸せな関係性を築くことができますよ!

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