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話し上手な人
話し方は、モテるかどうかの大きな一つの要因になります。声のトーンや話し方が落ち着いている人は、感情の安定性が見られ信頼感も持たれやすいのです。
また、話し方が落ち着いている人と話すことで、相手も心が穏やかになり安心します。
話す時のポイントは、相手に話すとき、顔だけ相手側に向いて話すよりも、体の上体を相手に向け正面で話すことで温かい印象を与えることができます。そして、手をほとんど動かさないで話すと冷たい人に感じますが、手を動かながら話をすることで温かく知的に感じることが分かっています。
他には、「相手の目を見て話す」「背筋を伸ばして座る」「楽しそうな声と表情で話す」の動作をして話すことで「知的」にも見えやすくモテと直結する話し方ができるのです。
また、男女によって異なりますが声の高さ・速度によっても魅力度が変わります。美人には声を低く会話をすることで男性は魅力度が増します。
イギリスのアバディーン大学（ブコビッチ教授）の研究で、容姿に自身のある女性は低い声の男性を魅力的と答え、容姿に自信のない女性は高い声の男性を魅力的だと答えました。
他にも、男性の聞き手の場合ではスピーチの速度が速い方が好感度が上がったのに対し、女性が聞き手の場合ではスピーチの速度は遅い方が好感度が上がる傾向があることを明らかにしました。
このことから、容姿の自信がある女性に対してはゆっくりと低めの声を意識した会話をする事がモテるために効果的ですね。
心理学的に女性は、会話において結論ありきの話し合いだけでなく、会話の過程を楽しむ傾向がありますが、男性は結論や解決策を求める効率的な会話が優先されやすいので、女性側は少しだけ早めに会話速度を意識すると良いですね。
質問上手な人
会話をしていて質問を上手にする人は、好感度が上がり相手との親密度も上がります。自分の話をして自己開示する事も大切ですが、質問を沢山することはモテるんですね。
ハーバード大学の調査で、モテる人はどんな会話をしているのかを会話記録から調べて分かった事が「質問を沢山する」事で好感度が上がりモテるのです。具体的に「15分で9回以上質問した人」は、「15分で4回以下質問した人」にくらべて、好感度が高くなる事が分かりました。
ただ、質問方法でも「趣味はなんですか？」「身長はいくつですか？」「血液型はなんですか？」のような尋問のような質問をしてしまえば、逆効果になってしまうので相手の情報を掘り下げる質問をする事が効果的です。
「掘り下げ質問」では、
「趣味はなんですか？」
「旅行です。」
「良いですね！海外にも行くんですか？」
このように「旅行」に対して「掘り下げ」て「海外にも行くんですか？」と場所について掘り下げた質問をするんですね。
「掘り下げ質問」では、相手の話に興味があるサインを送ることで、相手の存在を認めることができるのです。認めてくれる相手のことは知りたいと思いますし、自分のことを話した相手に対して親密になりやすい特性からも「掘り下げ質問」はモテる会話テクニックになります。
相槌上手な人
相手の話に対して上手な相槌ができる人は聞き上手なので、好感度が上がりモテます。相槌で相手の感情や意見を引き出し肯定することで、人は話していて居心地がよくて多くの自己開示を引き出すことができます。
ただ、相槌が下手だったり感情がこもってないと会話がそこで終了してしまいがちです。同じ「そうなんだ！」でも「そうなんだ。」と「へ〜！そうなんだ！」と驚きの感情が含まれた相槌ができれば全く違った会話になります。
「今朝急に雨が降ってきたね」
「うん。そうだね。」
「・・・」
これだとここで会話が終了してしまいます。また、男性の傾向として、この相槌が苦手で、すぐに「結論・解決」に向かう会話をしてしまいがちです。
「今朝急に雨が降ってきたね」
「ね！折りたたみ持っててよかった！（解決）」
「そうなんだ！よかったね・・。」
この様に結論を早く持ってきてしまい会話が終了してしまいます。
上手な相槌が自然にできる人は、
「今朝急に雨が降ってきたね」
「ね！驚いたよね〜！」
「いきなりだったもんね！」
このように、相槌に感情を込めて「感情の共有」を含めることで会話が盛り上がります。
女性の会話性質の場合、答えをすぐに探し出すよりも、会話の過程が長く「感情」が多く会話中に含まれる傾向があります。なので、女性にモテる効果的な相槌では「感情」に強く相槌を打つことが重要になります。モテる人はこれを自然とできていますね。
相槌が上手だと会話が盛り上がり、自己開示を引き出すことで、自分に対して勝手に親密度が上がっていき好意を持たれやすくなるんですね。
ハーバード大学の実験でも証明されていますが、単純に質問されると「自己開示が増えるので心理的に信頼性を持つ原理」がありますし、「自身に興味を持ってくれてる！」事による嬉しさもあり、好感度が上がります。
例えば、
「今朝急に雨が降ってきたね」
「ね！驚いたよね〜！」
「いきなりだったもんね！」
「本当にいきなりだったね！普段折りたたみ持ってきてないから、濡れちゃったよ。〇〇ちゃんは、折り畳み傘を常備してる？」
「してないよ〜。雨降って濡れた時だけ次は入れようって思うんだけどな〜」
この様に、「感情の共有」と「質問」を組み合わせた上手な相槌ができる人は、男女共にモテますね。
自信がある男性/愛嬌がある女性
男性は自信がある表情、女性は笑顔で幸せな表情が異性から魅力的に感じます。
2011年（Jessica・Alec）の研究で、「幸せ」「自信」「恥じらい」「自然体」どの表情が一番魅力的な表情か調べた調査では、自信に満ちた表情は男性の魅力を上げて、幸せそうな笑顔は女性の魅力を上げることがわかりました。
男性の自信に満ちた表情は、有能さや権力の象徴として女性から見え、頼りがいがある様に思えるため女性からの支持は高いです。幸せな表情の女性は、ポジティブに見え、若々しく健康に見えるので男性からの支持は高いです。
ただ、男性のモテ表情は「自信」ですが、女性に接する態度は全くの別なので注意が必要です。男性から女性に接する態度は、余裕があり自信があることがモテる大きな要因になります。ですが、自信があったとしても自慢をしたり、俺は凄いんだアピールをしてしまえば女性からマイナスの印象を持たれてしまうのです。
ホープ大学（アメリカ）の研究では、自信満々な態度はマイナスになるのですが、謙虚な態度の場合は、信頼性が上がり好感度が上がるのでモテやすくなるのです。
ただ、謙虚なのと自信が無い態度は別であり、自信が無い人がモテるわけではありません。自信はある様に見えても謙虚な態度で接することで、女性にとって好感度が上がる秘訣なのです。
衝動的な男性/神経質な女性
男性は行動力があって多少わがままな面があった方がモテやすく、女性は不安を感じやすかったり緊張しやすい面があった方がモテやすいのです。
バルセロナクリニック病院での研究で男女約1,000人を対象に調査を行った結果、男性は衝動的、女性は神経質だとモテやすい事がわかったのです。衝動的だとわがままで軽率な面があれど行動が大胆で勇気があり自尊心も高いので異性から魅力的に映ります。
神経質だと、不安や緊張が多い面があれど周りの空気を早く察知して気配りができたりトラブルの改善ができたり、人に対して察する能力が高いので「女性らしさ」があり異性から魅力的に映ります。
男性はサイコパス気質、女性はメンヘラ気質があることはモテるということなのです。しかし、衝動的、神経質だとモテるかもしれませんが、誰かと交際をして長続きするには難が色々とあるのも事実です。
不確実な態度な人
人は「完全に決まっている」物事よりも「どっちか分からない」様な不確実な物事に興味を示します。そのため、異性から完全に好意を向けられたり、全く向けられない人よりも「自分のこと好きなのかな？どうなのかな？」と分からない態度が人の興味を引くのです。
バージニア大学(University of Virginia)の研究では「どっちつかず」の不確実な態度が最も相手の興味を引くことがわかっています。
- 「完全にあなたに好意を向けてくれている人」
- 「あなたに好意があるのか嫌っているのかどうか分からない人」
- 「あなたに好意もないけど嫌いでもなく普通の人」
この中で、好意がある順はこの様になりました。
- 「あなたに好意があるのか嫌っているのかどうか分からない人」
- 「完全にあなたに好意を向けてくれている人」
- 「あなたに好意もないけど嫌いでもなく普通の人」
つまり、誰かの関心を引いてモテるには「大好き！」と好意全開よりも「そういうところ好きだな〜」のように自分自身のことが好きなのかどうか分からない、思わせぶりな態度が人からの興味を引くことができるのです。
モテる人は、相手に対して「自分の事どう思ってるのかどうか？」という心理状態を与えるような思わせぶり行為が自然としていたりするんですね。思わせぶり行為が良い悪いは置いておいて、人の性質として不確実なものを追い求めてしまうことを知っておくことは良い知識になりますね。
子供に優しい人
男女共に、子供に優しい事が分かると異性からモテます。女性が子供に優しいことで、家庭的な印象となり男性から好印象になりますし、男性が子供に優しいことで、女性にとって子育てをするときに協力してくれる親切な印象となるのでモテます。
ブルターニュ南大学の研究（ニコラス・ゲーガン教授）で、男性が赤ちゃんを優しく可愛がっている姿を見た後に連絡先を聞かれたら、そうで無い人と比べて３倍も交換できる確率が違った実験結果もあります。
子供に優しい姿を見る事で、魅力度も上がり、親切な人と印象付きますし、将来性も感じられるので男女共に子供に優しいことはモテるのに効果的な要因の一つです。
気になる異性に対して、アプローチをするなら、子供好きアピールは効果的であり、デート中に赤ちゃんがこちらをジッと見つめていたら手を振て「可愛いね！」話すだけでデート中の相手から好感度を自然と上げることができるのです！
清潔感がある人
清潔感がある人は、人からの好感度が高くなりやすいです。ここでお話しする清潔感は全て「健康に見える」ことが重要になります。人は本能的に、その人に対して良い遺伝子を残せるのかどうかの生物的判断をします。
そのため、「不健康に見える」と魅力的に見えにくくなってしまうのです。
健康的に見えるには「肌が綺麗」「髪を整えてる」「爪を整えてる」「着ている服が整ってる」など外見的な部分には気をつけることが大事です。実際に、ブルターニュ大学の研究で、髪が金髪の女性はモテることが分かっていて、進化論的に生存と生殖に適しているため男性を惹きつけます。
また、「ルックスが良い」「身長が高い」なども健康的な遺伝子として受け止められるため、モテる一つの要素になりますね。
料理ができる人
料理ができる女性は異性から基本的にモテます。本能的に男性は外で狩をして、女性が家を守ってきた習慣からも、料理上手だと家庭的なイメージを連想させるため、自分の子供を守って生活を支えてくれる女性を求める傾向があります。
また、男性が料理ができることでもモテるのです。告白された回数が多い男性は料理ができて、過去に1度も告白をされたことがない男性は料理ができないことがわかったデータもあり、共感力があって頼もしい様に思えますので料理ができる男性もモテるのです。
冷たそうに見えるけど実は優しい人
普段は冷たそうに振る舞ってるけど、実は優しい男性の好感度は高くなります。
アメリカの社会心理学者エリオット・アロンソン（Elliot Aronson）が女子大生に84名に行った研究で、「冷たそうに見えるけど実は優しい人」が一番モテることがわかりました。
この研究では、
- 常に優しい人
- 優しそうだけど実は冷たい人
- 冷たそうに見えるけど実は優しい人
- 常に優しくない人
この4タイプで好感度を評価しました。
その結果、好感度順はこの様になりました。
- 冷たそうに見えるけど実は優しい人
- 常に優しい人
- 常に優しくない人
- 優しそうだけど実は冷たい人
理由は、ゲインロス効果（ギャップ効果）とも言いますが、マイナスの印象からプラスの印象、またはその逆で変化する度合いが大きいほど、相手に与える影響が大きくなるなるのです。
常に、笑顔で優しく接することができればとても素敵なことですが、少し無愛想だけど話すと心優しいことが分かり、たまに見せる笑顔が満面の表情だったなら女性にとっては心理的に魅力的に写りますね。
アウトドア派の男性
アウトドア派の男性はモテやすいです。アウトドアの男性は外向的である傾向があり、他人と会話したり会ったりするのが好きで、外に繋がりを持ちやすくなります。
アウトドア的な趣味を持っている人がモテやすいことも分かっており、アラスカ大学の研究では、「サイクリング」「サーフィン」「ボルタリング」等など自然に触れたアクティビティの方がモテるのです。
1)Jessica L.Tracy, Alec T.Beall(2011)Happy Guys Finish Last: The Impact of Emotion Expressions on Sexual Attraction
2)Orestes Sakellaropoulos, Panagiotis Lagouvardos(2020)Influence of Lightness of Teeth and Lip Position of a Posed Smile on the Perception of Its Attractiveness
3)Hande Tosun, Burçak Kaya(2020)Effect of Maxillary Incisors, Lower Lip, and Gingival Display Relationship on Smile Attractiveness
“Cues of men’s parental investment and attractiveness for women: A field experiment.” Journal of Human Behavior in the Social Environment 24.3 (2014): 296-300.
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