好きな人とキスをする事でドキドキしたり、幸せで嬉しい気持ちになりますが、キスにはそれだけでなく、科学的・心理的に驚くべき効果を身体にもたらすのです。今回、男女ともにカップルにとってキスによるメリットをお話しします!
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キス(KISS)で得られる素晴らしい効果6選
愛情を伝えることができる
キスは、相手に愛情を伝えたい場合には、最適な愛情表現になります。また、キスをされた側も相手の愛を受け止めてるので、互いの愛を確かめ合うにもキスは素敵な行為です。
幸せな気持ちになる
キスで幸せな気持ちになるにも脳科学的にしっかりと理由があります。キスする事で、脳に「βエンドルフィン」「ドーパミン」と言った幸せホルモン・快楽ホルモンが分泌されます。そのため、多幸感が得られます。
ストレス耐性ができる
キスをする事で、幸せな感覚だけでなく、リラックスや安らぎ効果ももたらしてくれます。これは脳から「セロトニン」物質が分泌されてストレス軽減・精神安定をもたらしてくれるのです。なので精神的に辛い時にもキスは役立ってくれます。
免疫力が上がる
キスでは身体の免疫力が上がる効果もあります。これは研究で明らかにされているのですが、10秒間のキスによって2人の口内では、8000万もの細菌が交換されるため、互いに僅かな口内細菌やウイルスを身体に取り込む事で自然と新たな抗体ができて免疫力が高まるんですね。
参考:Microbiome Open Access Journal
痛みを和らげる
キスは痛みを抑える「モルヒネ」よりも効果があると有名ですが、実際に肉体的苦痛を和らげてくれる鎮痛効果はあるのです。ヒトの唾液にはオピオルフィンという痛みを緩和する成分があったり、科学的にキスによってβエンドルフィンが分泌されるので、偏頭痛、慢性疲労、傷口の痛みなども和らげてくれる効果が期待できるんですね。
参考:International Headache Society
血圧とコレステロール値を下げる
キスによる身体への影響を研究した論文は多くあり、キスによって心拍数を整え血圧やコレステロール値を下げる効果が見られたり、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎の改善する効果があったりと、キスには想像できないほどの無限の可能性を秘めた効果があるんですね。
キスによる効果について6つお話ししましたが、カップル(恋人同士)・夫婦において素晴らしい効果もあるので、研究で明らかにした話を元に解説します。
カップルに素晴らしいキスの効果3選
毎朝キスをするカップルは長続きする
毎日おはようのキスができるカップルはとっても素敵です。研究で、毎朝キスをするカップルは、しないカップルに比べて3年以上長続きするという事を明らかにしています。毎日一日のスタートにキスによって愛情を確かめ合うことができるカップルならいつまでも仲良くいられますよね。
出勤前のキスは男性の寿命を長くする
「いってきます!チュッ」と出勤する前にキスしている夫婦はとても尊いです。研究で、朝の出勤前にキスをする夫、キスをしない夫を比較すると、出勤前にキスをする夫の方が平均して5年寿命が長かったという結果がありました。他にも同じ研究で、交通事故に遭う確率や欠勤率も低いことも明らかにしていました。
因みに、妻の性格が強く恐妻家の場合には、男性の寿命が夫は5~10年寿命が短いデータもありました。
参考:ドイツ人研究者のアーサー・サズボ博士、『長寿と性格』ハワード・S・フリードマン、レスリー・R・マーティン著
毎日キスをする夫婦は収入が高い
毎日キスをする夫婦は、しない夫婦に比べて約25%収入が高いという調査結果があります。毎日のキスによって、互いにストレスを抑え、幸せな気持ちになり、やる気が漲るので仕事に対するモチベーションも上がるんですね。
参考:30~40歳の働く男女に対してネオマーケティング調査(2017年5月)
カップルや夫婦にとってキスをすることはメリットしかないのですが、結婚して年数が経つにつれてキスは減少傾向にありますし、30~40代の男女の半分はほとんどキスをしていない調査データもあるので、なんだか悲しいですね。
キスの効果はカップルだけでなく、男女によってそれぞれキスの効果を違うものもあります。なので、進化論や研究で明らかにした事を男女に分けそれぞれお話しします。
女性がキスで得られる素晴らしい効果3選
本能的に相性判断ができる
女性によってはキスによって「この人はなんか違うな・・」「凄く素敵!」と感じる方がいるように、キスや匂いによって本能的に相性を確かめるのです。進化論にて女性は、遺伝子レベルで相性を確かめて良い男性、違う男性と判断をするんですね。
美肌効果が期待できる
女性は恋すると綺麗になると言われている様に、キスによってストレスを抑えてホルモンバランスを整えてくれるので、肌の調子がよくなります。また血流が巡り身体の調子も良くしてくれます。
ダイエット・スタイル維持
キスによって自律神経やホルモンバランスを整え血流改善を手助けしてくれるので、代謝が良くなり結果的にスタイル維持・ダイエットの役に立ってくれます。
ただ、カロリーの観点で考えると、キスを1分間することで約6kcalが消費されるというので、キスを10分間したとしても約60kcalの消費です。なので、おにぎり(白米:180kcal)一個に全然及ばないことから、カロリー消費でのダイエット効果があるとは言い難いですね。
男性がキスで得られる素晴らしい効果4選
優しく思いやりが持てる
脳内ホルモン「オキシトシン」は幸せホルモンと言われる様に、オキシトシンによって人は幸せを感じて他人に対して優しさや思いやりを持つことができます。このオキシトシンはカップルでキスをした際に、男性だけが上昇する事を明らかにした研究があります。
なので、人に優しく思いやりを持つ効果を持つ「キス」は男性力を高めるためにも最強ですね。
女性を興奮を促す
女性よりも男性の方が舌を絡めたウェットなキスを求める傾向があります。生物学的に男性はキスという手段で、女性の唾液に含まれる女性ホルモン(エストロゲン)を本能的に感じ取り、繁殖能力を判断しようとしているのです。
更に、この行為によって男性が多く持っている性的興奮ホルモンである「テストステロン」を女性に受け渡し興奮を促す作用もあるのです。
参考:アメリカ、ニュージャージー州のラトガース大学で教鞭を執る人類学者ヘレン・フィッシャー氏
積極的でポジティブになれる
キスの効果によって、様々なホルモン分泌がされ男性はやる気を持ちポジティブになれる傾向があります。そのため、行動的になれ社会的に強い生物になれるのです。
ムードや雰囲気関係なくホルモン値が上昇する
女性がキスの効果を感じるためには、その場の雰囲気やムードが重要になります。しかし、男性は雰囲気やムードがあまり良くなかったとしても、ホルモン値はそこまで変わらないのです。なので、男性は雰囲気関係なくキスによる恩恵を受けやすいのです。
男女のキス認識の違い
生物学的に女性は、キスを絆を深めるための大切な行為として捉えている傾向がありますが、男性はキスを目的(性行為)を達成するための手段として捉える傾向があります。
ただ、どんなキスも相手を想いやり互いに愛されている実感があるキスこそ最高の効果をもたらしてくれますね。
では、今日から「おはようのキス」「いってきますのキス」「ただいまのキス」「おやすみのキス」をしていきましょう!
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